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子育てアプリ3機能軸 情報発信・交流・相談窓口
 
2020年12月17日 南砺市 政治・経済

子育てアプリ3機能軸

 南砺市が独自に開発を進めている子育て支援アプリについて、田中幹夫市長は「情報発信」「交流」「相談窓口」の三つの機能を軸とする方針を説明した。16日の市議会12月会議で、齋藤幸江氏の質問に答えた。

 アプリは妊娠届け出時から出産、乳幼児から中高校生までの子育て家庭を切れ目なくサポートするのが狙い。来年4月からダウンロードを開始し、利用者の意見を踏まえて改善した上で、6月から本格運用する。

 情報発信は、それぞれのステージに応じて役立つ情報を自動で通知する。アプリの利用者が参加できる掲示板機能を使い、子育てに関する交流の場も設ける。自宅にいても孤立しないよう、妊娠期から仲間づくりを支援する。

 アプリの利用者と市職員が一対一で意思疎通できる機能も設ける。直接の会話や電話が苦手な人でも相談しやすくし、市職員は悩みの内容に応じてより適切な窓口を案内する。

 市長はアプリの利用で、こども課や教育総務課といった関係各課の連携も可能になり、総合的な子育て支援につながると強調。「誰一人取り残さない支援の実現に向けて取り組む」とした。

 この他、古軸裕一、石川弘両氏が一般質問した。

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