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北日本新聞ニュース

鳥居にしめ縄掛け替え 平の地主神社
 
2020年12月21日 南砺市 くらし






 南砺市下梨(平)地区の住民が20日、地元の地主神社のしめ縄を作った。新年を前に50年以上続く恒例行事で、今年は新型コロナの終息を願いながら編み込んだ。

 同地区ではかつて、厄年の数え42歳と還暦の男性で、しめ縄を編む作業が年末に毎年行われてきた。近年は人が減ったため、世代を超えて伝統をつないでいる。

 この日は13人が神社に集まり、稲わらの本数をそろえたり、力を込めて編み込んだりと、役割分担しながら半日がかりで3〜10メートルのしめ縄計4本を製作。鳥居や手洗い場などの縄を掛け替えた。外は雪がしんしんと降る中、かじかむ手をこすりながら作業を進めた。


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