新型コロナを巡り、感染者や医療従事者らへの誹謗（ひぼう）中傷が問題になる中、富山県砺波、南砺市の青年団体でつくる「となみ野青年４団体」は、差別防止を呼び掛けるポスターを作った。

　同団体に所属する庄川町商工会青年部の飯田哲弘部長（４３）、砺波商工会議所青年部の中西一夫会長（３９）、となみ青年会議所の川田將晴理事長（３９）、南砺市商工会青年部の中井将司部長（４０）が砺波商工会議所（砺波市永福町）で披露した。

　ポスターはＢ２判で「ダメ！コロナ差別」「となみ野に広げよう思いやりの心」とメッセージを入れた。約８００枚を作製し、両市の公共施設や大型商業施設、医療機関などで掲示する。中西会長は「コロナ差別をなくし、正しく行動してもらうことで予防につなげたい」と話した。

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