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110番使い方 寸劇で紹介 南砺署
 
2021年1月19日 南砺市 くらし






 南砺署は110番の適切な使い方や不審者への対応をまとめたオリジナルDVDを作った。寸劇を織り交ぜ、撮影から編集まで全て署員が手掛けた。18日、南砺市井波小学校(野原浩昭校長)に贈った。

 新型コロナウイルスの影響で防犯行事を開催するのが難しいことから、同署地域課が企画した。

 映像は約10分間。下校中に不審者につきまとわれた児童が民家に駆け込み、住民が110番するまでの流れを寸劇で紹介している。署員が児童や不審者役を演じ、12月に同署井波幹部交番などで撮影した。

 この日は平下智章地域課長らが学校を訪れ、出演した警察官が同校児童会運営委員長の藤井颯士君(6年)にDVDを手渡した。藤井君は「不審者への対応を学び、自分の命は自分で守りたい」と話した。

 DVDは市内の全小中学校に贈る。平下課長は「適切な110番の使い方や大人への連絡の仕方を学んでほしい」とした。

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