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ハウス・倉庫17棟全壊や一部損壊 小矢部・大雪被害
 
2021年1月22日 小矢部市 地域・社会

ハウス・倉庫17棟全壊や一部損壊 小矢部・大雪被害

 7日からの大雪で、小矢部市内のビニールハウスや農業用の倉庫合わせて17棟が倒壊などの被害を受けた。他にも、稲葉山牧野の牛舎と住宅1戸の屋根がそれぞれ一部損壊した。21日に開かれた市議会全員協議会で市が報告した。

 17棟のうちハウス10棟が全壊、2棟が半壊・一部倒壊、2棟が一部損壊した。他3棟は機械などを収容する格納庫で、2棟が全壊、1棟は屋根が破損した。稲葉山牧野の牛舎は軒先が一部破損した。

 人的被害なども報告。1人が死亡し、3人が除雪中に転倒するなどし軽いけがを負った。

 倒木の影響で久利須集落が10〜14日に孤立し、市道9路線で倒木被害があった。

 小矢部市は、大雪に伴う倒木で道路がふさがれた場合、すぐに伐採できるよう、関係機関との協定締結を検討している。市議会全員協議会で砂田喜昭氏の質問に答えた。

 市内では、県道小矢部津幡線で倒木などが道路をふさぎ、10〜14日に久利須集落の住民が孤立状態となった。

 現在は、倒木を処理しようとしても関係機関の窓口が分からず、伐採までに時間が掛かる。協定を結び、窓口と人員をあらかじめ確保しておくことで、迅速に伐採できる。早ければ今冬に締結したいとしている。

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