トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >火魔から文化財守れ 埴生護国八幡宮で消防訓練

北日本新聞ニュース

火魔から文化財守れ 埴生護国八幡宮で消防訓練
 
2021年1月25日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市埴生の埴生護国八幡宮で24日、文化財防火デー(26日)にちなんだ消防訓練が行われ、消防団員や住民が万一への備えを確認した。

 埴生護国八幡宮は平安末期に活躍した同市ゆかりの武将、木曽義仲が源平倶利伽羅合戦の戦勝を祈願した神社で、国の重要文化財に指定されている。訓練は市消防団、埴生自治会、自衛消防組織の埴生八幡組などから60人が参加した。本殿から出火したとの想定で、団員らが社殿に向けて放水した。

 住民は初期消火も訓練した。消防署員から消火器の使い方を聞き、屋外では風上から放射することや、屋内では避難路の確保に気を付けることなどを学んだ。

 市内では同日、県指定重要文化財の浅地神明社(同市浅地)でも訓練が行われた。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.