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本紙投稿まとめ3冊目 城端の三島さん
 
2021年1月26日 南砺市 地域・社会






 南砺市末広町(城端)の三島和子さん(81)は、北日本新聞に掲載された自身の投稿をまとめた冊子「令和の今」を刊行した。1993年から投稿を続け、今回が3冊目。「90歳までに、もう1冊作れたらうれしい」と意気込んでいる。

 三島さんは旧城端町役場に28年間勤務した。町図書館で働いた際、地元の女性が書いた本がないことに気付き、ボーナスを使って自身の働き方などをまとめた「女が働らく」を自費出版した。

 定年退職後、本紙の「読者のひろば」や「声の交差点」などへの投稿を始めた。これまで約110編が採用され、投稿をまとめた冊子を作成してきた。「令和の今」は2013年から昨年にかけ、日頃の生活や政治など多彩なテーマをつづった文章約30編を収録した。

 50部作り、知人や県内の図書館、地元商店に配った。「退職後も生き生きと過ごす姿を見てもらえたらうれしい」と話している。

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