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北日本新聞ニュース

雪のアトラクション楽しむ
 
2021年2月12日 砺波市 くらし






 「2021となみ夢の平スノーフェスティバル」が11日、砺波市五谷のとなみ夢の平スキー場で開かれた。昨年とおととしは雪不足で中止し、開催は3年ぶり。家族連れらがスノーチューブでゲレンデを滑り降りるなど多彩なアトラクションを楽しんだ。 (堀佑太)

 子どもたちに雪に親しんでもらおうと、砺波市五谷観光企業組合(板屋雅一代表理事)が毎年開催している。となみ夢の平スキー場は暖冬の影響で昨季は一日も営業できず、おととしも6日間の営業にとどまっていた。今季は1月2日に営業を開始した。

 3年ぶりの開催となった今年は6種類のアトラクションを用意した。この日の積雪はゲレンデ下部が70センチ。スノーチューブとそりのコーナーには順番待ちの長い列ができた。子どもたちは約30メートルの斜面を勢いよく滑り、歓声を上げていた。

 スノーモービルの試乗や、的を狙って雪玉を投げるストラックアウトもにぎわった。地場産野菜を使ったかも鍋が振る舞われ、来場者が体を温めた。

 家族3人で訪れた砺波市表町の坂井瑛美ちゃん(5)はスノーチューブを体験し「すごく早くて楽しかった」と笑顔を見せた。板屋代表理事は「今年は開催できてほっとしている。たくさんの人が遊びに来てくれて良かった」と話した。

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