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散居村の魅力広くPR 出町中1年生が手作りグッズ
 
2021年2月16日 砺波市 地域・社会






 砺波市の魅力を広く伝えようと、同市出町中学校の1年生が、チューリップなどの花を描いたしおりや散居村の写真を使った消しゴムケースを作り、市砺波図書館で配布している。生徒は「新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減る中、一人でも多くの人に砺波の良さを知ってもらい、収束したら足を運んでほしい」と力を込める。

 出町中1年生は本年度、総合的な学習の時間で「身近な地域を見つめる」をテーマに調査している。2組では、若者に市の魅力をPRすることを目標に、食・イベント・自然などの7班に分かれてパンフレットやポスターにまとめてきた。

 散居村の魅力を発信することになった嶋田知花さん、堀田祥英さん、竹部美咲さん、柴田桃花さん、松本康花さんは、読書や勉強で気軽に使えるよう、しおりと消しゴムケースを制作。ケースには堀田さんが砺波市の鉢伏山で撮影した散居村の風景を使い、しおりには花でいっぱいの散居村をイメージしてチューリップなどの花々を描いた。

 同校の生徒に配るだけでなく、若者がより多く集まる市砺波図書館に置いてほしいと依頼したところ、小西喜之館長は快諾。2月末まで特設コーナーを設け、調査の成果をまとめたポスターも展示している。

 班長の嶋田さんは「砺波に散居村という魅力的な風景があることが伝わったらうれしい」と話している。

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