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ホッケー小林が代表活動引退 小矢部出身、五輪2回出場
 
2021年2月16日 小矢部市 スポーツ・文化






 ホッケー女子で五輪2大会に出場し、東京五輪を目指していた小矢部市出身の小林真由美(36)=旧姓小野、東京ヴェルディ=が14日、自身の会員制交流サイト(SNS)で代表活動の引退を発表した。現役は続けるという。

 北日本新聞の取材に「たくさんのメッセージをもらい、ここまで続けてきてよかったと思えた」と話した。最年長で代表候補合宿に参加していたが、1月末にスタッフから、代表入りは難しいとの見通しを伝えられ、決断したという。

 石動高3年時の2002年に初めて代表に選ばれ、08年北京五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪後に一度現役を退いたが、17年に復帰し、18年ジャカルタ・アジア大会では初優勝に貢献した。約20年間の代表生活で多くの選手と共にプレーしたことを財産に挙げ、「出会いは何より価値がある。自分一人での20年ではなかった」と振り返った。

 今後も働きながらヴェルディで現役を続け、指導者への転身も視野に入れる。欧州行きの思いも明かし「日本で得られないものを習得し、スキルのある指導者になりたい」と語った。

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