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クロスランド周辺の貸し館機能集約へ
 
2021年2月17日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市は、クロスランドおやべと周辺施設の貸し館機能の集約を検討する。クロスランドの他にも会議室や和室を備えた施設が複数あるため、各部屋の稼働率などを基に、集約の方向性を探っていく。16日の市議会公共施設再編特別委員会で市が報告した。

 クロスランドおやべは会議室と和室、スタジオなどを備える。近くの農村環境改善センターには会議室と多目的ホール、和室、研修室など、老人生きがいセンターには会議室や和室、木工室などがある。

 各部屋の2019年度の稼働率で10%未満だったのは、農村環境改善センターの6室と老人生きがいセンターの3室だった。

 3施設の目標稼働率を50%に引き上げると想定した場合、現在の小会議室4室を2室、和室4室を1室に集約する必要がある。大会議室は1室のまま。

 市は各部屋を使用している団体への聞き取りを行い、3施設とも建築後24〜28年経過していることなど老朽化の現状も踏まえ、貸し館機能の複数の集約案や、集約によって生じた空き部屋の利活用策を比較検討していくとしている。

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