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医療施設で抗原検査 職員対象、クラスター防止
 
2021年2月19日 砺波市 政治・経済

 南砺市は医療施設などにおける新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の発生を防ぐため、短時間で感染を調べることのできる抗原検査のキットを使い、職員に無症状の感染者がいないかを定期的に確かめる。市によると、県内の市町村では初めての取り組み。

 対象は2市立病院の発熱外来担当の医師や看護師、市内全ての高齢者福祉施設・障害者施設の職員、宿泊施設の従業員。

 市はキット1万2500セットを購入する。早ければ3月中にも検査を始め、市民へのワクチン接種がおおむね終わるとみられる8月末ごろまで実施する。検査の頻度は今後、各施設と協議して決める。

 17日の市議会2月会議で可決された2020年度一般会計補正予算にキットの購入費3850万円が盛り込まれた。




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