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司書を中学校に派遣
 
2021年3月9日 南砺市 政治・経済

司書を中学校に派遣

 南砺市は新年度、市立図書館から中学校に司書を派遣し、専門的な知識を生かして生徒が本に親しむ機会を増やす取り組みを試験的に始める。8日の市議会3月会議で、中島満氏の質問に村上紀道教育部長が説明した。

 学校図書館での児童・生徒1人当たりの月平均貸出冊数は2019年度、小学校は3.5冊、中学校は0.5冊にとどまった。

 市は4月から試験的に、市中央図書館から吉江中学校に司書を派遣。1日3時間、週2回を目安に学校司書の業務に当たってもらう。学校図書館の課題を検証し、足を運びたくなるような環境づくりを目指すとともに、学校司書らの負担軽減にもつなげる。

 市立図書館5館と学校図書館の一元化を進め、全小中、義務教育学校に導入することを計画している。

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