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「森の大学校」1年間の成果発表 1期生9人修了
 
2021年3月29日 南砺市 地域・社会






「森の大学校」1年間の成果発表

 南砺市利賀地域で林業の担い手を育てる「TOGA森の大学校」の1期生9人が28日、1年間の過程を修了し、市利賀地域複合施設アーパスで学びの成果や今後の展望を発表した。

 大学校は持続可能な林業を守り、森の恵みを生かすことのできる人材を育てようと昨年5月に開校。「森の暮らし塾」と題し、県内外の20〜50代の男女が月1回、2泊3日で森林調査や狩猟など林業の基礎を学んできた。

 本年度最後の講義となったこの日は、9人が森林資源を生かしたビジネスプランなどを披露。北海道出身で今月、利賀地域に移住した後藤正悦さん(51)は県内で源流釣りを楽しむツアーを企画したいとし、「自然の中で遊ぶ魅力を伝えたい」と話した。

 新年度の同塾は5月から始まり、毎月第4土、日曜に1泊2日で計10回開く予定。塾生は6人の応募があり、31日まで募集する。

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