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ブルーインパルス富山県内初飛行 22日となみチューリップフェア
 
2021年4月7日 砺波市 地域・社会






 第70回となみチューリップフェアが開幕する22日に、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」がフェア会場の砺波チューリップ公園(富山県砺波市花園町)上空を飛行することが6日、砺波市などへの取材で分かった。全6機がそろい、70年目の節目を盛り上げる。富山県内でのブルーインパルスの飛行は初めて。

 フェアは昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された。2年ぶりの開催に、上空から花を添える形となりそうだ。

 関係者によると、ブルーインパルスの飛行はフェアが70回を迎えるのに加え、砺波市鷹栖出にある陸上自衛隊富山駐屯地が2022年に創立60周年となることや、県内上空での飛行実績がなかったことが決め手になったという。

 計画では、開会式終了後の正午に6機が飛来し、機体から噴出されるスモークなどの演出でフェアを祝う。大規模災害の発生時や、悪天候などで気象条件が厳しい場合は中止となる可能性がある。

 防衛省航空幕僚監部広報室は6日、北日本新聞の取材に「現在調整中」と返答。7日に夏野修砺波市長らが臨時記者会見を開いて概要を発表する。

 ブルーインパルスは国民的な行事に飛行することが多く、1964年の東京五輪、98年の長野冬季五輪の開会式、昨年3月の東京五輪聖火到着式などに登場した。同5月にはコロナ禍で対応する医療従事者に感謝の意を示すため、東京の都心部上空を飛行している。

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