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城端別院宿坊の活用策探る
 
2021年4月13日 南砺市 地域・社会






城端別院宿坊の活用策探る

 南砺市の城端別院善徳寺の宿坊の活用策を探る「囲炉裏(いろり)の会」(山田清志発起人)が同寺庫裏で行われ、商工会青年部や寺の関係者ら8人が意見交換した。

 宿坊とは参詣者が泊まる社寺の宿舎のことで、善徳寺では1泊素泊まり3500円で誰でも利用することができる。

 同会は今年2月に設立。宿坊の利用増に取り組み、宿以外で食事する「泊食分離」による地域活性化につなげる。将来的に宿坊を簡易民宿登録してよりPRできる体制を目指すが、登録するための課題が多いのが現状という。

 この日は別院の利活用について協議し、出席者からは「地域の子どもたちに親しんでもらえるようにしたら」「寺を利用する際の料金がはっきり分かるといい」などの意見が出た。今後、定期的に話し合う。

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