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伝統家屋 保全に力 相倉でカヤのふき替え
 
2021年4月13日 南砺市 地域・社会






伝統家屋 保全に力 相倉でカヤのふき替え

 南砺市平地域の相倉合掌造り集落で12日、かやぶき屋根のふき替えが始まった。県西部森林組合の職人8人が、世界遺産の伝統家屋を守るため作業に励んだ。

 相倉の穴次郎(穴地家)では、職人が急勾配の屋根に登り、古いカヤを抜き取る作業を行った。今後2週間かけて、屋根に昨秋収穫した新しいカヤをふき、縄で垂木に固定していく。

 屋根材のカヤは経年劣化するために定期的にふき替えが必要。穴次郎は2001年にふき替えており、相倉集落では今年さらに2棟行う予定。

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