トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >砺波・小矢部・南砺連携 保育士ら1500人優先接種

北日本新聞ニュース

砺波・小矢部・南砺連携 保育士ら1500人優先接種
 
2021年6月11日 すべて 政治・経済

砺波・小矢部・南砺連携 保育士ら1500人優先接種

 砺波、小矢部、南砺の3市は10日、64歳以下を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種について、保育士や学校教員らに優先接種を行うとそれぞれ発表した。3市は、県が県内2カ所で行う集団接種の接種枠を出し合い、ホテルニューオータニ高岡で7〜8月の土、日曜に実施する方向で県と調整している。

 対象者は砺波、南砺両市が市内の保育所や幼稚園、認定こども園の職員それぞれ約500人。小矢部市は保育施設に小中学校の教職員を加えた約500人となる。市外在住者も含む。

 施設や校内でのクラスター対策を最優先に、3市が住所地で区別せず、勤務地単位で接種を受けることに合意した。砺波市の人が南砺市で勤務する場合は南砺市の枠で受け、その逆も可能とする。

 3市とも65歳以上の接種が7月末に完了する見込みとなり、優先接種が可能となった。県は県内2カ所での集団接種に当たり、この3市を含めた各市町村に人口規模に応じた配分枠を示し、市町村の意向確認を進めている。利用見通しがまとまり次第、公表する予定。


© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.