小矢部市議会は、2020年度の政務活動費の執行状況を公表した。執行率は73・3%で、19年度に比べ22ポイント下がった。議会事務局は、新型コロナの影響で視察が減ったためとみている。
政活費の交付額は議員1人当たり年24万円。会派ではなく個人に支給し、公開も議員ごとに行う。20年度の交付額は計384万円で、283万2659円が使われた。書籍などの資料購入費が203万7263円で最も多く、広報費が48万4195円、調査研究費が24万2174円で続いた。
市議会はこれまで、情報公開請求された場合のみ、政活費の領収書など証拠書類の閲覧を認めていた。21年4月からはホームページで公開し、議会事務局でも自由に閲覧できる。
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