トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >城端・氷見線の利用者15%減 20年度 コロナ響く

北日本新聞ニュース

城端・氷見線の利用者15%減 20年度 コロナ響く
 
2021年7月20日 その他 地域・社会






 城端・氷見線活性化推進協議会(会長・角田悠紀高岡市長)は19日、高岡市のウイング・ウイング高岡で総会を開き、2020年度の両線の乗車人数は1日当たり9529人で、19年度に比べて15%減ったと報告した。新型コロナ感染拡大による観光利用の落ち込みが響いた。

 1日当たりの乗車人数は城端線が18%減の5515人、氷見線が11%減の4014人。定期券以外で乗車した割合は城端線が15・3%で前年度比6・4ポイント減、氷見線は10・0%で5・2ポイント減と、通勤・通学以外の利用の低迷が目立った。

 観光利用を促すため、本年度は列車内に自転車を持ち込む専用バッグを無料で貸し出す事業に取り組む。地域公共交通の活性化に向けた新たな計画を策定するため、今月下旬から両線の沿線住民に利用状況やコロナ禍による移動方法の変化を尋ねるアンケートを実施することを報告した。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.