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ふく福柿出荷5トンに減 砺波、遅霜で生育に影響
 
2021年9月9日 砺波市 政治・経済






 砺波市議会産業建設委員会は8日開き、市は栴檀山地区特産の「ふく福柿」の出荷量が平年の7トンから減り、5トン程度になるとの見通しを示した。4月の遅霜で枝や葉、果実の生育に影響が出た。市が委員の質問に答えた。

 ふく福柿は市認定の「となみブランド」。農家9軒でつくる出荷組合(宮木文夫組合長)が5・2ヘクタールの畑で栽培する。渋柿の「刀根早生(とねわせ)」を脱渋し、甘く仕上げる。

 今シーズンは実の数は少なめだが、大きさは平年並み。10月に収穫し、となみ夢の平コスモスウオッチングの会場や道の駅砺波などで販売する。生産農家は減少しており、市は担い手育成や販路拡大を支援していく。

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