１２０キロ巡る本格コース　来月２４日 ツール・ド・南砺

　南砺市城端地域を発着点に市内１２０キロを巡るサイクリングイベント「ツール・ド・南砺２０２１」（１０月２４日）の試走会が１３日行われた。穏やかな天候の下、実行委員会のメンバー６人が五箇山を疾走した。

　イベントは、南砺市の起伏に富んだ地形と面積の広さを生かし、累積標高（登り部分の標高差の合計）１６００メートルの本格コースを設けて行う。五箇山のカボチャ「ぼべら」など特産物を使った食事をコース途中のエイドステーション５カ所で提供し、南砺の食の魅力も伝える。

　イベント当日は新型コロナウイルス対策を徹底し、開会式は行わず、分散スタートとする。ＪＡなんと東部支店（同市理休）から福光、五箇山、井波、福野地域を回り、ゴールの善徳寺を目指す。

　この日は日差しも強くなく爽やかなサイクリング日和。参加した大会長の武田慎一県議ら６人は南砺市菅沼（上平）の合掌の里を出発し、起伏のある山間地コースを巡った。実行委員会の山田清志委員長は「本格的なコースになった。エイドの飲食にも力を入れたので、是非参加してほしい」と呼び掛けた。

　参加資格は１８歳以上、定員４００人。参加費１万円。ウェブサイト「スポーツエントリー」で受け付けている。中止の場合、参加費は返金する。問い合わせは実行委、電話０７６３（７７）３１８０。北日本新聞社共催。

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