小矢部市議会の議会改革協議会は１５日開き、議会報告会に若者が参加しやすくなるよう、開催方法を検討していくことを了承した。政務活動費は月２万円で据え置いた。

　議会報告会は毎年秋に開いている。この日の協議会では、８月にオンラインで意見交換した三重県鳥羽市議会が、若者や女性の参加を増やすため、毎回テーマを決めて各種団体と意見交換していることを紹介。来年度以降の議会報告会の参考にし、議会運営委員会で開催方法を協議していくとした。

　前回６月の協議会で、政活費の増額と維持を求める意見があり、今回は据え置いた。市民の目が厳しい中で増額する理由がなく、現状の額で活動可能との意見が協議会の理事会で出たことを踏まえた。

　２０１０年策定の議会基本条例の内容を検証した。議会図書室の機能や市民への情報発信は充実させる必要があるとし、動画投稿サイト「ユーチューブ」によるライブ配信を検討するとした。

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