新型コロナウイルスの感染拡大で中止された「まちなみアートｉｎいなみ」に出品する予定だった南砺市井波中学校美術・生活文化部の作品展が、同市山見（井波）のショッピングセンター、アスモで開かれている。１７日まで。

　まちなみアートは同市井波地域中心部を美術館に見立て、住宅や商店に作品を展示するイベント。同部は毎年、井波の街並みを題材にした絵画を出している。

　今回の作品展は生徒に発表の場をつくろうと、まちなみアートの実行委員会（蓮沼晃一委員長）が企画。八日町通りや瑞泉寺、井波彫刻師の工房を繊細に描いた水彩画２１点を並べた。

　部長の松田侑佳さん（２年）は「部員一人一人が一生懸命描いた作品を地域の人に見てほしい」と話した。まちなみアートは北日本新聞社共催。

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