南砺市議会１０月会議は１４日、本会議を開き、井波彫刻や五箇山和紙の伝統工芸品支援事業および販売促進事業２９３３万円などを含めた一般会計補正予算案１億９９２４万円（累計３３３億円５３０７億円）を上程した。

　提案理由説明で田中幹夫市長は「ウィズコロナの社会経済活動を進め、地域に活気を取り戻すため、さまざまな施策を展開していきたい」と述べた。主な補正予算案の事業は、小中学校のオンライン授業用機器整備に９７９万円、南砺市出身大学生の就学支援に１５０３万円など。

　２０年度一般会計決算認定など１１件について認定したほか、専決処分１件を報告した。また本会議後、市議会が審査してきた２０年度予算の事業評価の結果について田中市長に提出した。

© 北日本新聞