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東海北陸道建設、最新の工法見学
 
2021年10月18日 南砺市 地域・社会






 富山大都市デザイン学部の学生48人が、4車線化を進めている南砺市の東海北陸自動車道の城端SA近くの上原(かみはら)橋の工事を見学した。

 建設工事中の現場や施工技術の見学を通じ、事業への理解や関心を持ってもらおうと、中日本高速道路金沢支社富山高速道路事務所が企画。大学の「地盤工学の応用と建設施工」の授業の一環として行った。

 建設中の上原橋は、現在供用中の橋に並列する形で造られている。橋長349メートルで幅9・26メートル。コンクリート製の橋脚は高いところで38・7メートルあり、橋桁に波形鋼板を用い軽量化を図った最新鋭の工法を用いている。完成は22年の予定。

 学生らは建設用のエレベーターで上部まで上がり、工事担当者から説明を受けながら現場を見て回った。最新工法の写真を撮り、工事説明の案内板を見て熱心に質問していた。

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