砺波市増山の「のぶた農城」は10月から、市のふるさと納税の返礼品に、地元栴檀野産コシヒカリ「増山城戦国米」5キロと増山城登城記念手形のセット(1万1千円)を追加した。
戦国米は、同社が2010年ごろから増山城の城下町跡や古戦場跡の計15ヘクタールで栽培し、年間65トンを販売する。粘土質の土壌で育て、もっちりした食感と甘みが特徴だ。
登城記念手形は縦13・5センチ、横10センチ。希少なマスヤマスギを使い、歴代城主の上杉、神保、佐々、前田の4氏の家紋をあしらった。
一方、4月に返礼品となった戦国米と増山城御城印のセット(1万円)はこれまで40件以上の申し込みがあった。今回追加した記念手形のセットとともに、増山地区の魅力を発信する。
信田浩光社長(42)は「返礼品を通して、増山の良さを全国にアピールしたい」と話している。
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