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来春、きれいに咲いて チューリップフェアに向け児童 沿道に球根植え込み
 
2021年10月19日 砺波市 地域・社会






 来年4月に開幕する第71回となみチューリップフェアに向け、砺波市内の小学2、3年生によるチューリップ球根の植え込み体験が18日、砺波チューリップ公園周辺で始まった。初日は庄川小と砺波東部小の3年生が参加した。11月2日までに全8校の405人が計2万5千個を植え、来春のフェアを彩る。

 地元の子どもたちにチューリップへの理解を深めてもらおうと、市花と緑と文化の財団が2003年から毎年取り組んでいる。今年は砺波チューリップ公園近くの沿道にある花壇計450平方メートルに、「レッドプラウド」と最新品種「炎のダンス」、「乙女のドレス」の3品種を植える。

 庄川小の3年生36人は、公園から県花総合センターまでの「フラワーロード」約50メートルに、レッドプラウド約1800個を植えた。同財団の三上亜紀代さんが「深さ15センチくらいに植えて」などとアドバイス。児童は花壇に球根を並べ、スコップで穴を掘って丁寧に土をかぶせた。西川太政君は「60個くらい植えて楽しかった」、高桑慶人君と花房煌介君は「春にきれいな花が咲いてほしい」と笑顔を見せた。

 来年4月に開花する予定で、同6月には児童が球根を掘り起こす。

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