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写真通して交流促進 最年少地域指導員の菅原さん
 
2021年10月21日 南砺市 地域・社会






 南砺市福野東部地区振興会(田原清則会長)の地域指導員、菅原拓哉さん(24)=同市野新=が23日、同市福野東部交流センターで写真教室を初めて開く。写真を通して住民が交流できる場をつくろうと企画した。「普段の景色をファインダー越しに見ることで、地元の良さを再発見してほしい」と話す。

 菅原さんはフリーランスで広告制作や雑誌の写真撮影をしている。祖父の影響で高校時代から始め、これまで「とやま森の四季彩フォト大賞」などで入賞を重ねた。自然風景を撮るのが好きで「撮り方次第でひとときも同じ景色がないところが楽しい」と話す。

 地区の行事運営などを担う地域指導員になったのは今年6月。「まちづくりに関心があり、地元に貢献したかった」と言う。市によると、24歳の指導員は市内31地区の地域づくり協議会で最年少。福野東部交流センターの中野ミチ子センター長(74)は「若い世代が地域づくりに関わってくれて心強い」と喜ぶ。

 写真教室は年内に3回開く。初回の23日は一眼レフカメラの基本的な使い方やスマートフォンを使った撮影の仕方を教える。ビオラなど季節の花を題材にする。2回目以降は11月に開き、市内で紅葉を撮影する。

 菅原さんは「写真を楽しく学び、旅先などで少しでも上手に撮影できるようになってほしい」としている。教室は午後1時〜同3時。問い合わせは同センター、電話0763(22)6292。

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