東海北陸道の小矢部砺波ジャンクション(JCT)と南砺スマートインターチェンジ間の一部となる1・8キロの4車線化工事が終わり、10日午前6時から利用が始まる。2020年11月の城端サービスエリア付近の2・3キロメートルに続く4車線化となった。
今回の区間は17年8月に着工し、盛り土と3カ所の架橋で幅20・5メートルに造成。小矢部砺波JCT―白川郷インターチェンジ(IC)間の42・6キロのうち8・7キロで4車線化工事が進んでいる。渋滞の緩和や大雪時の通行止めのリスク低減などが期待される。
8日は、4車線化に向けて掘削している南砺市新屋(上平)の新設トンネルが公開された。五箇山IC近くの真木トンネルと並行して、総延長1578メートルの2車線のトンネルを造る。工期は今年1月から24年3月で、現在は約200メートルまで掘り進められている。
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