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心弾ませ太鼓響かせ 14日砺波2年ぶり「富山の太鼓」
 
2021年11月10日 砺波市 地域・社会






 県太鼓協会設立50周年を記念し、14日に砺波市文化会館で開かれる和太鼓団体の共演会「第46回富山の太鼓」に向け、出演団体が練習に励んでいる。

 昨年は新型コロナウイルス禍で中止となり、2年ぶりの開催。副題を「祈り」とし、同協会の本田勝也会長は「一日も早く日常が戻るよう音色に思いを込めたい」と話す。

 当日は、協会に加盟する砺波市の水舞流越中八幡太鼓保存会、越中いさみ太鼓保存会、高岡市の源多良太鼓保存会、氷見有磯太鼓保存会の4団体が出演する。

 県ジュニア和太鼓コンクールもあり、県内3団体の5チームが参加する。このうち、水舞流越中八幡太鼓保存会のチーム「湧粋(ゆうすい)」は、砺波市太郎丸の正風会館で練習する。演奏曲の「勇打(いさみうち)」は、力強いばちさばきと入れ替わりが見せ場。広瀬一樹君(南砺福野高1年)は「4人の息が合う場面を見てほしい」と意気込む。

 午後1時半開演。前売り券2千円、当日券500円高(小学生以下無料)。問い合わせは同協会事務局、080(7842)1940。北日本新聞社共催。

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