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児童が手作り品販売 小矢部市津沢小
 
2021年11月11日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市津沢小学校の6年生43人が13日、津沢地区のことし最後の物産市「阿曾(あそ)の市」で、アクセサリーなど手作りの品を販売する。毎年、学習発表会で売り出しているが、新型コロナウイルスの影響でバザーが中止されたため、昨年に続いて出品。地域の盛り上げに一役買う。

 10月3日の学習発表会では、児童たちの発表のみ行われた。児童たちはことし6月から、バザーが中止になることを想定し、総合的な学習の時間で出品商品について話し合ってきた。

 六つの「会社」をつくり、社長や製造部長、チラシなどでPRする広報部長などの役職を決めた。市商工会女性部津沢支部の助言を受け、ミサンガやキーホルダー、トートバッグ、マスクケース、こけ玉などを手作りした。1個数百円で販売する。

 社長の一人、蟹谷冴香(さえか)さんは「みんなの意見をまとめるのが大変だったけど、一生懸命作った。地域の人たちに喜んでもらいたい」と話した。

 阿曾の市は、市商工会などが午前10時〜11時半に津沢あんどん広場で開く。スタンプラリーや抽選会、ほのぼのスタンプ会によるシール交換会などもある。

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