地産地消の推進をテーマにした砺波市内の野菜生産者、飲食店、小売業者による情報交換会が１０日、同市林のＪＡとなみ野北部支店で開かれ、地場産野菜の販路拡大などについて話し合った。

　生産者や飲食店のつながりを深め、将来的な契約栽培につなげようと市が毎年開催。計１５人が参加した。

　新屋敷営農組合の野澤久雄代表は販売ルートの確保など課題を挙げ「生産者を支えてほしい」と求めた。同市五郎丸の料理店「縁空」の天野秀春店主は飲食店組合の取り組みとして、規格外のコマツナを活用して地産地消を進めている事例を紹介した。

　参加者は同営農組合のニンジンを洗浄・選別する加工施設を見学した。

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