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北日本新聞ニュース

大雪での立往生想定し訓練
 
2021年11月16日 南砺市 地域・社会






 中日本高速道路金沢支社は15日、南砺市山田(福光)の東海北陸自動車道福光インターチェンジ(IC)で大雪時に大量の車両が立ち往生したとの想定で乗員保護活動訓練を行い、参加者113人が支援物資配布や一時避難所への移送などの手順を確認した。

 東海北陸道では今年1月の大雪で、大規模な車両滞留が発生し、解消まで長時間を要した。その教訓を生かそうと同ICで初めて大規模訓練を行った。

 訓練は福光IC―小矢部砺波ジャンクション(JCT)上り線で大雪の中、交通事故2件が発生し、車両210台が動けなくなっているとの想定で実施。国土交通省北陸地方整備局に乗員保護活動本部を設置後、立ち往生する車の調査や車内で待機するドライバーらに水やクラッカー、携帯トイレなどが入った支援物資の配布を行った。バスを使った一時避難希望者の移送訓練もあった。

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