南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落で１４日、消防訓練が行われ、紅葉の山並みを背に水のアーチが描かれた。

　市消防団上平方面団員と南砺消防署五箇山出張所員、住民ら約５５人が参加。集落内の放水銃２４基を使ったほか、ポンプ車６台が次々に放水。訓練中に虹が架かり、大勢のカメラマンが展望スポットでシャッターを切っていた。

　訓練後、中谷真人方面団長が「地域と世界の宝を守るという強い気概を持ってほしい」と訓示した。

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