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感染終息へ祈りの打音 2年ぶり「富山の太鼓」
 
2021年11月16日 砺波市 地域・社会






 県内の和太鼓団体が共演する第46回富山の太鼓は14日、砺波市文化会館で開かれ、出演者が勇壮なばちさばきで迫力ある音色を打ち鳴らした。県ジュニア和太鼓コンクール砺波場所もあり、「越中いさみ太鼓保存会 春蘭」(砺波市)が優勝した。

 県太鼓協会(本田勝也会長)が設立50周年を記念し、2年ぶりに開催した。「祈り」を副題に掲げ、新型コロナウイルス禍から日常を取り戻す願いを込めた。

 共演会は同協会加盟の水舞流越中八幡太鼓保存会、越中いさみ太鼓保存会(砺波市)、源多良太鼓保存会(高岡市)、氷見有磯太鼓保存会の4団体が出演し、躍動感ある演奏を見せた。

 コンクールは3団体の5チームが参加した。優勝した「春蘭」と次勝の「源多良太鼓保存会 心(shin)」は県代表として、来年3月20日に富山市のオーバード・ホールで開かれる全国大会に出場する。

 南砺平高校郷土芸能部が特別出演した。富山の太鼓は、北日本新聞社共催。


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