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稲種センター整備へ 砺波市、JAとなみ野支援
 
2022年5月13日 砺波市 砺波市役所

 砺波市は、JAとなみ野が庄川、中野の2カ所で計画する「稲種センター」の整備事業を支援する。総事業費25億5千万円のうち51%を国、県、市で補助する。12日の市議会議案説明会で報告した。

 市によると、両センターに、それぞれ異なる品目の専用プラントを整備。効率化と省力化を図り、高品質な種子を供給する。

 庄川は水稲に特化。近くの旧種田小学校跡地に種もみの選別プラントを4基建設し、消毒施設やラック倉庫を整備する。

 中野は麦・大豆を専門とし、大豆種子の選別プラントを設ける。

 国の補助事業を活用し、国が11億円、県が1億5千万円、市が5千万円を交付する。残りは同JAが負担する。

 6月以降に工事に入り、来夏の完成を見込む。

 市は2022年度一般会計補正予算12億300万円(累計231億2600万円)など3議案を17日の臨時会に提出する。

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