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水難事故防止へ着衣泳 児童が動きにくさ体感
 
2022年5月18日 南砺市 地域・社会






 子どもの水難事故を防ごうと、南砺市福光プールは、服を着たまま泳ぐ「着衣泳」の体験学習を同プールで行い、水泳教室を受講する小学生が対処法を学んだ。

 低、中、高学年の各部を設け、初日の16日は80人が体験した。低学年の20人は、スイミングコーチの中島淳美さんと湯浅未羽さんから指導を受けた。

 子どもたちは半袖、半ズボン姿でプールに入り、ぬれた服が水を吸って重くなり、動きにくくなることを体感。溺れそうになった時はあおむけで浮いて呼吸を確保し、慌てず助けを待つことを教わった。浮輪の代わりにペットボトルを抱いて浮く方法も学んだ。

 体験学習は20日までで、約200人が参加予定。

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