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自動運転の田植え体験 南砺福野高生、精度の高さ実感
 
2022年5月20日 南砺市 地域・社会






 若い世代にAI(人工知能)やロボットを活用したスマート農業を知ってもらおうと、県は19日、富山県南砺市鍛治(福光)の南砺福野高校北山田農場で自動運転が可能な田植え機の実演会を開いた。同校農業環境科1年生30人が性能を体感した。

 自動運転の田植え機は衛星利用測位システム(GPS)を活用して無人でも作業ができる。省力化と正確性の向上が期待できる。

 実演会では30アールの水田で県のブランド米「富富富」の苗5〜6万株を植えた。生徒は県職員から説明を受けた後、農機具メーカーの社員と共に田植え機に乗り、自動運転の仕組みを学んだ。

 体験した藤井佑太さんは「自動で植えるだけでなく、途中でコースがずれた場合も、すぐに修正できる精度の高さに驚いた」と話した。

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