小矢部市消防団女性分団(嶋田幸恵分団長)が22日、小矢部消防署津沢出張所で防火を呼び掛ける夜高あんどんを作り、平面状16枚を仕上げた。29日から6月4日まで同所の窓に取り付け、庁舎内の明かりで浮かび上がらせる。
同出張所と合同で10年ほど前から続く取り組みで、3年ぶりに再開した。新型コロナ対策で作業中の密を避けるために、田楽あんどんではなく平面状のあんどんを作ることにした。
所員から助言を受け、分団員8人が木枠(縦50センチ、横90センチ)に張られた和紙に全国統一防火標語「お出かけは マスク戸締り 火の用心」を1文字ずつ描いた。ろう引きして赤や黒などの染料を塗った。前田圭子さん(50)は「照らされるのが楽しみ」と話した。
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