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土木・建築系学科、国・県に新設要望 砺波市
 
2022年6月7日 砺波市 政治・経済

 砺波市議会全員協議会は6日開き、市は重点事業として国、県に要望する17項目を示した。土木・建設業の人材不足を解消するため、砺波工業高校に土木・建築系学科の新設を求める項目を新規で盛り込んだ。

 土木・建築系学科がある県立高校は、新川地区に桜井、富山地区に富山工業、高岡地区に高岡工芸がある。一方、砺波地区には設置校がないため、新設を求めた。

 市議からは「土木系も大切だが、今はデジタル人材の育成に力を入れるべき」「定員割れの工業高校もあり、慎重に考える必要がある」との意見が上がった。

 17項目の内訳は新規1件、継続16件。他の要望は国道359号砺波東バイパスの道路改良など。今月中旬以降に申し入れる。

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