南砺市役所の井戸のリフレッシュ工事と、災害時用の手押しポンプの設置が終わった。井戸掘削や地下水源の利用開発を手掛ける日東（高岡市野村、土合拓也社長）が、創業６０周年を記念して無償で施工した。

　井戸前で完成披露式があり、田中幹夫南砺市長が「災害時の防災力向上につながる。感謝したい」とあいさつ。土合社長が「これから３０、４０年と井戸が使えるように整備した」と話した。

　市長が土合社長に感謝状を手渡し、手押しポンプの除幕を行った。

　井戸は、現庁舎の池の水と冬の駐車場の消雪水として利用。災害時に手押しポンプでくみ上げ、生活用水として使える。

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