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　南砺市管内の３ＪＡが１５日、燃油や肥料価格高騰に伴う農業者への財政支援を市に要望した。ＪＡ福光の幅田浩司、ＪＡなんとの上田憲仁、ＪＡとなみ野の佐野日出勇の３組合長が市役所を訪れ、田中幹夫市長に要望書を提出した。

　要望書によると、基準銘柄の高度化成肥料が５５％の値上げとなり、原油・天然ガス価格も急騰。生産コストが急増し、農業の生産現場で事業継続に不安が高まっているとしている。

　３組合長は「肥料輸出国からの輸入が停滞し、今後は肥料の確保も大変になる」と訴えた。市長は「７月会議の補正予算で対応したい。しっかりやっていきたい」と応じた。