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水道事業経営戦略 老朽管更新へ
 
2022年6月22日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市議会総務産業建設委員会が21日あり、市が給水人口の減少などに伴い改訂した水道事業経営戦略を説明した。2031年度までの10年間、老朽管更新と普及率向上に取り組む。

 管路約320キロのうち、目標耐用年数を超える老朽管が30年度に23・5%、40年度に55・6%、50年度に69・7%に上ると推計。計画的に更新する。市内には、井戸水を使っている地域も多いことから、水道普及率を高め収益を確保する。

 財政計画は、9700万円を上限とする市からの繰入金が続けば、黒字を確保できるとしつつ、コスト削減を徹底していくとした。

 地域の電子回覧板や、災害時の安否確認、市との情報受発信に使えるアプリ「結(ゆい)ネット」を、7月から市自治振興会協議会に試行導入することも説明した。

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