小矢部園芸高校の3年生らが11日、稲葉山山頂で植栽活動に取り組み、約2千ポットの花苗で斜面を彩った。
ネッツトヨタ富山高岡西店(瀧尾修英店長)が地域貢献活動として企画し、マリーゴールドやニチニチソウなど6種類の花苗を提供した。
生徒と同店従業員、市職員ら計約40人が参加した。桜井森夫市長らが見守る中、カフェレストラン前の斜面約170平方メートルで、花苗の品種ごとに植え、赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫色の鮮やかな景観に仕上げた。
花苗の配置は、同校草花専攻の近藤桃加さんが考案した。似た色を近づけないようにしたほか、丈の短い苗を中央、長い苗を外側に寄せて見やすくした。「見た人に癒やしを感じてもらえればうれしい」と話した。
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