南砺市への移住者らを通年雇用し、季節ごとに異なる業種で働くマルチワーカーとして市内事業者に派遣する「市特定地域づくり事業協同組合(仮称)」の事業者向け募集説明会が14日、同市やかた(福野)の市商工会館で開かれ、市内15事業者が参加した。
組合設立準備会議の南眞司代表が「事業者よし、移住者よし、地域よしの組織と事業にしていきたい」とあいさつ。総務省と市がそれぞれ組合制度の概要や狙いについて説明した。
出席者からは「雨などで農作業への派遣受け入れが急にできなくなった場合はどうすればいいのか」「外国人の受け入れも考えているのか」といった質疑があった。
市では11月までに組合を設立し、スタート当初は10事業者程度の参加を見込んでいる。説明会は22日も行われる。
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