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南砺市の被害受け対象区域追加 ニホンザル管理計画
 
2022年8月2日 南砺市 地域・社会

 県環境審議会(会長・齋藤滋富山大学長)が1日、県民会館であり、新田八朗知事からの諮問を受け、第5期ニホンザル管理計画の改定を議論した。南砺市で一定の被害があることを受け、計画の対象区域に加える方針となった。2023年3月に答申する。

 現行計画は、サルの群れの生息を確認している富山市以東の8市町が対象。ただ、群れから離れたサルのみいるとされていた南砺市で被害が相次いでおり、見直しが必要と判断した。

 県は21年8〜11月に同市内の出没状況を調査。9月末までの中間結果では、15カ所で目撃され、畑を荒らされた事例も複数あった。

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