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地域の課題、解決策探る 砺波高生が学習成果を発表
 
2022年8月4日 砺波市 地域・社会






 砺波高校の2年生は、3日間にわたり「フードロス」「介護」「地域おこし」をテーマに地域が抱える課題や解決策を探った。最終日の3日は、砺波市のとなみ散居村ミュージアムで、それぞれ現地を訪れ学んだ成果を発表した。生徒は教諭などのアドバイスを踏まえ、今後の研究に役立てる。

 砺波高の文系生徒15人が3班に分かれ、7月から本格的に課題研究をスタートさせた。

 生徒は今月1、2の両日、テーマ別に市内のレストランやフードバンク、地域のコミュニティー施設を見学。各施設が進める活動や現状を聞き取ってまとめた。

 フードロスについて調べたグループは、野菜を全て使うレストランの取り組みを紹介。食材を捨てないよう意識することや余った食材を共有することなどを呼びかけた。

 全体代表の幡谷大地さんは、12月の課題研究発表会に向け「研究は始まったばかり。これからまた話し合って進めていきたい」と話した。

 砺波散村地域研究所が児童生徒を対象に開いている地域学習講座の一環。7日は市内の小学4年生向けに、散村や庄川の水利用をテーマにした講座を開く。


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