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南砺平高が日本一 全国高校総文祭・郷土芸能部門
 
2022年8月5日 南砺市 スポーツ・文化






 東京都の練馬文化センターで2日から開かれていた全国高校総合文化祭郷土芸能部門は最終日の4日、審査結果を発表し、県代表の南砺平高校郷土芸能部が最優秀賞・文部科学大臣賞に選ばれた。同部の最優秀賞受賞は8年ぶり3度目で、上位4校に与えられる優秀校東京公演の切符をつかんだ。

 南砺平高の部員39人は3日に舞台に立ち、踊り手と地方に分かれ「こきりこ」「早麦屋」「お小夜節」「麦屋節」を熱演した。沼口緑部長(3年)は「『日本一になるために日本一の練習をする』を合言葉にしてきた。目標だった東京公演出場が決まり、うれしい」と喜んだ。

 顧問の道海颯太教諭は「コロナ禍の中でひたすら努力した生徒の頑張りが、最高の形で報われた」とねぎらい、澤村修校長は「生徒の頑張りと地域の皆さんの協力が日本一につながった」とたたえた。

 郷土芸能部門は伝承芸能と和太鼓の2部門あり、南砺平高が出場した伝承芸能に21校、和太鼓に35校の計56校がエントリー。上位4校は両部門から2校ずつ選ばれた。これまで最優秀賞は両部門に隔年で与えられていたが、今回から両部門ごとにそれぞれ選ぶ方式となった。

 東京公演は8月27、28の両日に国立劇場で行われ、南砺平高は27日に出演する予定。

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