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コメ貯蔵に新設備導入 JAとなみ野で改修完成式
 
2022年8月10日 南砺市 地域・社会






 JAとなみ野(佐野日出勇組合長)は8日、福野カントリーエレベーター(南砺市苗島・福野)の再編改修工事の完成式を現地で開いた。野尻ライスセンター(同市岩武新・同)の機能を同エレベーターに集約し、品質と作業効率の向上を図った。

 同エレベーターは福野地域の生産者が収穫したコメ最大3千トンを貯蔵する。1993年に建てられ、老朽化が目立っていた。再編改修で遠赤外線乾燥機(1基の容量45トン)6基や高性能の選別機を導入。このほかモミを貯蔵する「サイロ」の冷却装置を同JA管内で初めて取り入れた。

 工事は国の「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」を活用した。昨年12月に着工し、総工費は11億5595万円。式は関係者約60人が出席。神事が執り行われ、土田英雄同JA常務理事があいさつした。

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